DAY1

この旅の中での一番の関門である

中学依頼自転車で旅などしたことがない還暦を迎える病気持ちがいきなり時間の期限がある100㌔自転車旅

緊張かあまり良く寝られず4時頃ふと起きてしまった

しょうがないからスマホでもとメールをみると…

今日のフェリーのキャンセルの通知が

え?

やってしまった金払ってなくて自動キャンセルされたみたい

一気に目が覚めどうするか日にちを伸ばすか

風邪気味で出発を2日延ばしているしなあ

フェリーのサイトに行ってみるも現在メンテナンス中

たぶん開くのは5時からか、きっと俺のキャンセル分の席は空いてるはず

もう寝てる場合じゃない

悶々と5時を待って即予約へ

ふう、取れた

取り敢えず出発出来る

で、今回の旅の友はこちら

いやはや意外と荷物増えてしまった

では出発時のオドメーターは522.1㌔っと(私的メモ)で時間は6時30分

では走り出すか

まあ、重いが意外と走りは良い感じ

だが、想定外に暑い﫠

夏の出発なので水分を大量に摂取する私は2㍑の水と凍らせた500mlを入れて冷たい水を確保する計画

が、9時8分に全て飲み切ってしまった

これはいかん熱中症掠にならんようにしないと

汗の量が半端ない

体力の消耗が予想以上だ

ギアを落として無理をせずにゆっくりゆっくり

自分に言い聞かせて進み続ける

途中時代を感じさせることが

ここ昔アムズという龍ケ崎のパチンコ店で何度かみんなで遠征した思い出がある

途中、印西のZEUSというスロット優良店もなくなっていた

この先にあったジャンジャンデルノザウルスも変わっていた

もう、パチンコはメガチェーンしか生き残れないんやな

まあ、もうたまに1000円だけ打つだけだからええけどちと寂しいな

とにかく辛くてもとにかく漕ぎ続けよう

ワイにはいつも心に思っていることがある

「始まらなければ終わらない」

どんなに辛いと思ってることでも始まらなければ終わりは来ない

辛いことを早く終わりにしたいなら早く始めないといかんのだ

心が弱いワイの支えになっている言葉

体を騙し騙し走り続けること5時間やっと昼時

スーパーの前にベンチ見つける

さあ、ゆっくり飯でも食うか

と、ベンチに座るとしばし放心状態

疲れた

ただ、ここまで70㌔近く稼げた

残りは30㌔

出港時間が19時45分で18時くらいまでに来いと書いてあったからまあ時間的には余裕がある

なんとかなりそう

と、思ったのもつかの間ここからが地獄だった

足のあらゆる箇所の筋肉がつり始めた

最後には両腿の筋肉がつり、膝も曲げられない状態に

ちょっとこれはヤバい

これ以上悪化させないために坂があると手前で降りて押して歩くようにした

時間は大丈夫だ焦るな

と、心に言い聞かせてとにかく足は動かした

やった、終点が見えてきたぞ

もうすぐだ

ただ、今回の経験から今の限界点は70㌔くらいと思われる

泊まる場所はその場で考えキャンプ場を主に考えていたが宿屋を主力に考えて荷物を減らすことも考えたほうがいいような気がする

なんて、考えてたら

やっと見えてきたぜ

到着時間:14時30分

行程時間:8時間 実走行時間:5時間37分30秒

平均速度:17.9km/h

総走行距離:101km

体重105㌔(-1kg)

オドメーター:623.2

フェリーに乗る見知らぬ戦友は5台くらい

直前の老夫婦は俺より年齢行ってそう

二人が自転車の後ろにリヤカー引いてた

俺と違ってみんな慣れた感じで荷物も俺より少ないな

と、耳を触るとボロボロと何かがいっぱい付く

なんだコレ垢でも溜まってたのか

ああ、これ塩だ

塩を吹くほど汗をかくのは学生の時以来だな

とにかく疲弊した

今後やっていける不安が満載だわ

DAY1 | Relive
Cycling | Jun 30, 2025
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